RAM‐5000 超音波物性計測
Maker:Ritec
RITEC社製 RAM-5000 シリーズは、ハイパワー・RFバーストパルサ、広帯域レシーバ、フェイズディテクタ/インテグレータモジュールを搭載した、コンピュータ制御・超音波物性 評価研究用システムです。高減衰材料内部の超音波音速・減衰の精密計測、ノンリニア音響現象の研究、マルチチャンネル・ハイパワーRFバーストパルス発生 源、あるいはEMAT(電磁超音波探触子)など低変換効率トランスジューサのドライバ/レシーバとして最適です。
RAM-5000はモジュラーシステム構成です。Mark1~Mark6シリーズ中より、必要なモジュール構成を選択することができます。例えば、高電力 パルス出力のゲーテッドアンプモジュールを複数選択し、マルチチャンネルドライブが可能になります。さらに、マニュアル制御あるいはスタンドアローンの ゲーテッドアンプシステム(RAM-Mark2相当:5kW出力)も供給可能です。非線形音響現象(Non Linear Acoustics)研究専用として開発されたSNAPシステムも提供しています。(特注仕様については、別途お問い合わせ下さい。)
RAM-5000 システム構成
機能別システム構成 | ||
Mark1 | Gated Amplifier | ハイパワー、広帯域、70dBゲインのアンプ。 外部信号発生器およびゲート発生器を必要とする |
Mark2 | Mark1 + Timing | ハイパワー・RFバーストパルスが必要な時に 有効なシステム構成。外部信号発生器を必要とする |
Mark3 | Mark2 + Synthesizer | 内蔵シンセサイザによる周波数スィープが可能となる |
Mark4 | Mark3 + BB Receiver | 基本システム構成。受信RF波形をオシロなどでA/D変換する |
Mark5 | Mark4 + Mixer & Phase Det. | 受信波形のPhase+Amplitudeがビデオ信号出力される |
Mark6 | Mark5 + Integrator | 標準フルシステム構成。 積分回路により出力信号の雑音が低減される |