PDL レーザー超音波光源 Tecnar社製
Maker:Tecnar
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高い感度を持つレーザー超音波信号の検出は、散乱が強い表面でも可能。 メンテナンスが容易
- 24時間体制を想定した堅牢な設計
- 簡単なメンテナンス
TecnarのPDLは、非接触型超音波検査に特化した、ターンキー方式の高出力周波数安定化レーザー光源です。PDLは、MOPA(マスターオシレーターパルスアンプ)構成を採用しており、低出力のシードレーザーを増幅して高ピークパワーで出力します。増幅プロセスには頑丈なフラッシュランプ技術を使用しており、PDLは、研究室から過酷な産業環境まで、あらゆる環境に耐えるように設計されています。
レーザー超音波では、検査対象部品の表面から反射されるレーザー光に情報が符号化されます。レーザー超音波検出ユニットで最適な感度にするためには、ターゲットへの照射を最大限にすることが望まれます。適切な周波数安定性を持つCW商用レーザーは一般的に2 W以下に制限されています。散乱表面の条件では、このような出力では十分なS/N比が不十分になります。PDLは、このような問題を解決するために特別に設計されました。
PDLは最大40メートルの大芯径光ファイバー配線が提供されています。このような柔軟なセットアップにより、PDLは産業用プロトタイプや商業用検査システムに簡単に組み込むことができます。
PDL 仕様 | |
方式 | MOPA構成を基にしたパルス周波数安定化レーザー 大口径 光ファイバーレーザー出力 |
波長 | 1064 nm |
周波数安定度 | < 1 MHz |
ピーク出力電力 | < 500 W ピーク/1ファイバー使用時 < 300 W ピーク/2ファイバー使用時 |
パルス幅 | > 80 µs |
最大繰り返し周波数 | 100 Hz |
ランプ寿命 | > 200,000,000 フラッシュ |
寸法 | 80 x 67 x 95 cm |
筐体 | メンテナンスのための容易なアクセスを備えた光ファイバー用の保護用フレキシブルチューブを備えた産業用グレード |
ソフトウェア制御 | イーサネット接続 |