FlexScan 多軸スキャナー 自社製

業種

航空宇宙、鉄鋼製鉄、自動車、金属材FlexScan02

【概要】

 Flex Scanの基本原理はフルデジタル総合非破壊診断(NDD)プラットフォームの構築です。高精度スキャナー、高分解能A/Dボードの搭載、広範なパルサーレシーバ・センサー選択を可能とし、「導入後も常に進化し続ける」フレシキブル・非破壊イメージ診断システムを目指します。

あらゆる非破壊センシング信号をFlexScanプラットフォーム上で統合し、「ユーザー参加」型後処理としての、信号処理、画像処理、統計処理、シミュレーション対比等の解析手法を実施します。

更に、別種センシング信号データによるデータ補完や材料の履歴・試験環境等によるデータ修正を加えます。最後に、ユーザーの選択で、個々のアプリケーションに最適化したソリューション画像提示や数値データ情報の提示を目指します。

【対象アプリケーション】

航空機、自動車各種エンジン部品、ブレード、ベアリング軸受け、

シャフト材、管材、ターゲット材、鉄鋼品、CFRP、ガスボンベ

【特長】

拡張性

装置の仕様はお客様のご要望をお伺いしながら標準仕様にカスタマイズを加えていきます。

  • 超音波送受信部の選択(スパイクパルス、スクウェアパルス、サインパルス、バーストパルス)
  • 複数Ch構成
  • 複数チャンネル同時探傷
  • 多軸構成(最大8軸 ターンテーブル ターニングローラー 昇降台など)
  • スキャンエリア拡張、縮小
  • 温調センサー、脱気装置、エリアセンサー
  • 安全機構
  • 非線形超音波法対応
  • ソフトウェア制作(特殊解析ソフトの作成他)
  • E-MAT
  • 空気超音波
  • フェーズドアレイ探傷

有効スキャンエリア拡張

<標準仕様>

1000(X)×1000(Y)×1000(Z)(mm)

<カスタマイズ>

(例1) シャフト材、管材用  4000(X)×600(Y)×600(Z)(mm)

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(例2) ターゲット材、平板  2000(X)×3000(Y)×300(Z)(mm) 

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(例3)多目的、汎用型            700(X)×450(Y)×300(Z)(mm)

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その他用途に合わせて製造可能

 

◆探傷機能拡張

走査軸の拡張、水槽のサイズ変更、Ch数の拡張、局部水浸、ターニングローラー、

試験検体固定用冶具の作成、パルサーレシーバーのラインナップ、特注ソフトウェアの作成とフレキシブルな探傷装置を作成します。

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探傷モード

最大8軸での走査が可能であり、あらゆる検体に対して探傷を可能とします。XYZあらゆる方向のリニアスキャン。円筒型に対応するシリンダースキャンなど多種多様な探傷モードがあります。

図24   図25

       リニアスキャン                 シリンダースキャン

 

図26    図27

       コーンスキャン                  ディスクスキャン

探傷方法

反射法、透過法、TOFD法その他多数

図20  図21

 

図1

 

超音波探触子

多様なラインナップの中から御社のアプリケーションに適合する探触子を選択します。

 

Transducers

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